
レジャー・サービス部門
日本が好きです。
静岡が大好きです。
キム ソンフン
2017年入社ホテル事業部
レジャー・サービス部門
キム ソンフン
2017年入社ホテル事業部
釜山大学から静岡大学に留学し、静岡の人々のやさしさにふれました。何か話せば、「あ、そうなんだ」とまずは肯定的。惹かれましたね。そんなカルチャーショックがきっかけとなり、あらゆる角度で静岡に尽力することができる当社に入社しました。
現在当社におけるホテル事業は、博多への出店を皮切りに、全国チェーンの展開を推進しており、最も勢いのある成長事業のひとつです。
そのホテル事業の最前線である「ホテルプレジオ静岡駅北」にて、チェックインの手続きや、お問い合わせに対応、備品の管理などを担当しております。私がホテル事業部に配属された理由は、増加するインバウンド対策ということに加え、ホテルの運営などに対して「殊勝な経験を持つ私だからこその視点を活かす」こと。先ほどもインドネシア人のお客さんに対応してきたところです。
こんなことがありました。夜勤をしていたら、静岡にあるもうひとつのプレジオから私あてに電話がかかってきました。──宿泊中の外国籍の女性がパニックになっている!──。そこで、その女性とお話したところ、異音がするとのこと。換気口の音だとお伝えしました。翌朝、「おかげでぐっすり眠れたとキムさんに伝えてほしい」と言い残し、晴々とした顔で旅立ったそうです。
そしてこんなことも。──韓国からVIPのお客さんが来る。通訳を兼ねてアテンドしてほしい──。そこで、市内の唐揚げ専門店で会食。セノバのショッピングモールでは大のお気に入りだという日本の漬物をおみやげに大量購入されました。その後、「また静岡へ行くから、キム君よろしくね」というお便りも。
まだまだ若手ではありますが、「私だからこそ」を精一杯体現しています。
私が心がけているのは、職場のみんなと協調すること。日本では当たり前のことなのかもしれませんが、非常に大事なことだと思います。この気持ちを持ちながら、大学で学んだ会計業務をはじめ、不動産、保険、広告など、いろいろ経験してみたい。当社の業務は全部やりたいです(笑)ホテルに限らずあらゆる場面で、「外国出身の私だからこそ」という点を活かし、会社の底力を上げてみたいですね。そのためにというわけでもありませんが、ファイナンシャルプランナーの3級資格を取得し、いま2級を勉強中。簿記の資格も取りたいです。
日本の生活は楽しいです。OFFはサイクリングですね。留学時代にお世話になったホームステイのお父さんから立派なマウンテンバイクをいただき、それに乗って三保の松原へ出かけています。気分が乗ったら沼津まで足を伸ばし、富士から御殿場へ抜ける山道をツーリングすることもあります。それ以外では図書館で読書ですね。好きな作家は村上春樹です。最近、芥川龍之介の「歯車」に感銘を受けました。日本人らしい繊細な描写が好きです。その文体を参考に短編小説を書こうと考えています。テーマはヒューマニズムです。
2017年4月~ | 静鉄ホテルプレジオ駅北 スタッフ |
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2019年4月~ | 主計部 業務一課 |